2021.10-3
ライフ
10月のライフのテーマは、
「みんな大切ないのち」です。
生きているって簡単には言うけど実際伝えるとなると難しいですよね。
自分が生きていると感じられるところはどこだろう?
なんで食事って大切なの?「いただきます」「ごちそうさま」ってなんでいうの?おかずで出てくる食べ物って何からできているの?
などなど考えたらどんどん不思議がいっぱいでした。
命を感じる体験もしました。脈を測るため手首を触ってみたり、首に手を当てて感じてみたりしました。また、聴診器を使って心臓の音も聞いてみました。
「ドクドクいっている!」「動いている」など自分が生きていることを感じてみました。
食育についても…給食や家庭でいつも食べている食事にもみんな生きていること。その命をいただいているということを伝えました。
動物や魚など動いている物に対して生きているとわかる子どもたち。でも、野菜や海の中の海藻など普段動いていない物に対しては、生きているというイメージがつかない様子でした。わかりやすいように話をしていくうちに「生きているんだね。」「かわいそうだね」という言葉が出てきました。
「苦手な食べ物でも少しは頑張って食べるよ。」「残したらかわいそうだもんね。」という苦手な食べ物も残さず食べようという気持ちになってきました。
そして、死についても絵本を通して伝えていきました。
伝えていくには難しいことではありますが、みんな集中して話を聞いていました。
年老いていく死だけではなく、病気や事故での死もあることや死んでしまったら生き返らないこと、死んだらみんな悲しむことなども伝えました。
また、死は悲しいけれど死ぬまでにいろんなことを経験して楽しく過ごしていこうという話をして終わりました。
子どもたちの人生の中で、自分の命の大切さや生きていく中でいろんな命をいただいて毎日元気に過ごせていることなど少しでも理解してくれればいいなと思います。